多摩大学久恒ゼミについて
多摩大学久恒ゼミというのは顧客満足ゼミであり、産業社会の問題解決の最前線に立つ人材を育てることを目標としています。この問題解決のための視点が顧客満足という考え方、そして問題解決のための武器が図解でありそれを学ぶためのゼミなのです。
雰囲気としては学生同士や学生と先生の仲がよくアットホームな感じで学ぶことができます。また集中するときは集中し、真面目なときは真面目に取り組むなどメリハリがしっかりしているのも良い特徴です。
具体的な活動としては「地域・社会の問題解決の最前線プロジェクト」ということで多摩手土産プロジェクト・東京ヴェルディプロジェクト・オーラルヒストリーの3つが現在進んでいるプロジェクトでありどれも志のある学生が一生懸命に進めています。グループワークが基本なので意見を出し合いディスカッションし学生同士刺激を受けながら日々進めています。
ゼロからイチを作り出すたいへんさ
このホームページは行政・地域・大学の3つがコラボレーションして「顔の見える街づくり」をコンセプトにできあがった多摩の魅力を伝えるものである。
このホームページの企画が持ちあがったのが、時をさかのぼること約1年前の2009年4月。足掛け約1年がかりでようやく完成にたどり着いた。そしてこの1年は私の大学生活のなかで一番忙しく、成長し、多くの経験をさせてもらった。当初、このプロジェクトのお話を頂いたときは軽い気持ちで引き受け、当時、リーダーの私(3年)とメンバー3人(2年)の4人でスタートした。しかし、誰もこんな経験をしたことはなく何から手を付けてよいかもわからず、全てが手探りの作業が進んだ。そんな中、夏休みになり、形式上の熱海合宿を敢行し、気づいたら3年の僕は就職活動という大きな転機を迎えていた。まったくと言って良いほど手付かずのホームページ。
そして、改めて焼き物世代交流会代表の水野さんとお酒を飲み交わし、熱い想いや夢を聞き、また多摩市の地域の方々と接して本気で、たとえメンバーが1人になったとしてもこのプロジェクトを完成させようと胸に誓った。就職活動の合間をぬいながら特産品の取材に行き、水野さんと打ち合わせを重ねた。
時には心を鬼にしてメンバーを叱った。孤独・葛藤・多くの障害を乗り越えようやく一つの形としてまとめあげることが出来た。
しかし、私たちの本当の挑戦はこれから始まる。このコンテンツを通して、世の中にまだまだ埋もれて知られていない多摩の良さ・多摩の特産品・多摩の住民の熱い想いを届けていかなければならない。その想いでこの企画はスタートした。
そしてここに、多摩の特産品を紹介する新しいコンセプトを持った媒体が誕生した。
そして、このプロジェクトに協力してくださった皆さんにこの場を借りて改めてお礼を申し上げたい。
多摩大学経営情報学部久恒ゼミ4年 多摩焼き焼き物プロジェクト初代リーダー
河瀬 伴典
2010年6月1日